代表からご挨拶

目指す世界に向けて
提供する未来のために

代表取締役 CEO 神宮寺 慧

私たちが生きる21世紀は、かつて人類が経験したことのない、指数関数的な速度でテクノロジーが進化する時代です。 AIが創造性を持ち始め、物理空間とデジタル空間の境界が溶け合う今、私たち「ものづくり」に携わる者の役割は、 単に便利な「モノ」を供給することから、未来の「体験」そのものを構想し、提案することへとシフトしています。 私たちのデザインは、未来への問いかけです。

「テクノロジーが真に人間を拡張する時、私たちの暮らしはどう変わるのか?」「心地よさや豊かさの定義は、どう進化していくのか?」 ——その答えを探求するための、思考の具現化です。

だからこそ、私たちの製品は、時にラディカルで、既成概念を揺さぶるような姿をしているかもしれません。 それは、未来の可能性の一端を、皆様の日常に届けたいという強い想いの表れなのです。 私たちのスタジオには、デザイナーだけでなく、エンジニア、社会学者、そしてアーティストまで、多様な才能が集結しています。 彼らが日々交わす対話と、異分野の知見の衝突から生まれる火花こそが、私たちのイノベーションの源泉です。 バイオミミクリーから着想を得た新素材、人の感情を読み取るインターフェース、循環型経済を前提としたプロダクトエコシステム。 これらはすべて、未来の日常を形作るための、小さな、しかし重要な布石です。

私たちが創り出すのは、単なる製品ではありません。それは、皆様が未来を想像し、語り合うための「触媒」です。 私たちの製品に触れることで、少し先の未来を垣間見て、これからの社会や暮らしについて考えるきっかけが生まれること。 それこそが、デザイナーとして、そして企業としての最高の喜びです。 これからも、私たちは未知なるデザインの地平を目指し、大胆な問いを立て、果敢な挑戦を続けていくことをお約束します。 皆様と共に、より人間的で、より刺激的な未来を創造していけることを、心から楽しみにしています。